〇〇花ちゃん!ハ~イ!2016年12月24日

 1カ月半ぶりに花ちゃんに再会した。三連休初日の昨日、娘夫婦宅を訪ねた。家族水入らずの休日に訪問するのは控えていたが、クリスマスプレゼントを口実に初めて休日に訪ねた。初孫との久々の再会の誘惑には逆らえない。
 45日ぶりの対面である。忘れられていても不思議でない。持参の荷物を部屋に運び入れた時、婿殿に抱っこされた花ちゃんと顔を合わせた。不安は杞憂だった。じいちゃんの顔を見てすぐに花ちゃんの口元がほころんだ。覚えていてくれたのだ。調子に乗って両手を差し出して「おいで!」と声をかけたら、なんと花ちゃんも身を乗り出して両手を伸ばしてくれた。じいちゃんの腕の中でご機嫌な花ちゃんを見つめながら、これ以上は望めない再会のシーンに浸った。
 この時期の幼児の成長ぶりに目を見張らされる。保育園生活の賜物かもしれない。「〇〇花ちゃん!」とフルネームで呼びかけると、なんと「は~い」と両手を上にあげて返事をしてくれる。その愛らしい仕草を見たさに何度も声をかけた。
 ついこの間まであんなに怖がっていたでっかいキューピーちゃん人形にもようやく慣れてきたようだ。そばに近づけても怖がる気配はない。頭をパンパンしたり手を触ったりして遊んでいる。
 写真館でのバースデイの記念写真を見せてもらった。キリンさんの背比べボード横のお姫様姿や鏡餅前の着物姿の花ちゃんが満面の笑みを浮かべている。それ以上に楽しかったのは花ちゃんのバースデイのプロモーションビデオだった。何枚もの記念画像を巧みに配置して軽快なメロディに乗せて展開する。花ちゃんと一緒にYouTubeで見ていたら突然花ちゃんがタッチして腰を揺らしながら踊り出した。「花ちゃんはこのメロディを聞くといつも踊り出すんや」と母ちゃんが言う。無邪気に夢中になって踊っている姿を見ただけでも来た甲斐がったたというものだ。
 初孫との半日ばかりの癒しの時間を過ごした。

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