オヤジ会の新たな出発2016年12月26日

 昨晩はボランティアグループのちょい呑みオヤジ会だった。通算21回目のオヤジ会には過去最高の19名の参加者があった。住宅街のカフェの大きな円卓にこれ以上は座れないという人数が着席した。
 冒頭の事務局報告で重要な提案をした。①来年1月29日開催のオヤジ会全大会の企画案②オヤジ会運営の改善案(世話人の設置と「政治・宗教・物品斡旋禁止」の約束ごとの確認)③オヤジ会懇親ゴルフコンペの開催④行方不明者捜索チーム「みっけ隊」のタタキ案、の4項目である。③④についてはそれぞれ担当者から提案してもらった。
 その後の参加者の近況報告ではもっぱら事務局報告に対する各自の感想や意見に集中した。とりわけ「みっけ隊」についての反応が多かった。認知症徘徊問題はオヤジたちにとっても明日は我が身の切実感のあるテーマである。そうした仕組みづくりに一役買いたいという前向きな声が多い。
 ITやGPS機能を駆使した認知症徘徊対策が一層進むはずだ。それでも徘徊者保護の最終場面ではマンパワーが欠かせない。共同体意識が根強い旧集落では通常そうした役割は消防団や青年団が担っている。地域の繋がりの希薄な新興住宅地にこそそうした機能が必要だが、それは望むべくもない。そんな環境での「みっけ隊」構想である。実現すれば画期的なことになる筈だ。超高齢社会の深刻なテーマに対するひとつの「解」を提供することになりはしないか。
 オヤジたちの自由で闊達な議論の中からオヤジ会の新たな出発が見えてきた。