Eテレの子育て支援2016年12月29日

 花ちゃんの泣き声で目が覚めた。早朝ウォーキングから戻ると花ちゃんがNHKEテレのアニメをひとりで食い入るようにみていた。昨日から花ちゃんが我が家の住人になった。4泊5日の束の間の花ちゃんのいる風景が始まった。
 1歳になった花ちゃんはテレビの幼児番組が大好きになった。母ちゃんも意識的に見せているようだ。そう思ってあらためて新聞のテレビ欄を眺めると、NHK2チャンネルには朝と夕方にEテレキッズという番組が毎日組まれている。朝は6時40分から9時まで、夕方は3時40分から6時までと各2時間20分の計4時間40分もの長時間番組である。朝の連続ドラマがわずか15分であることを考えれば異例の力の入れようである。
 娘曰く「本当にこの番組で助かっている」。放映時間帯は子育て中の母親が最も忙しい時間帯である。朝食・夕食の準備や通園・通勤の準備など、それこそいくら時間があっても足りない時間帯である。そんな時、我が子が少しでも手を掛けなくても済めばこれほどありがたいことはない。そこで登場するのがEテレキッズである。ワンワンやパッコロリンやはなかっぱといったキャラクターが毎日のように登場し幼児たちを虜にさせる。この時間ばかりは幼児たちはママにまとわることなくテレビに釘づけになる。時に一緒になってリズムに合わせて身体を揺らせている。
 まことにEテレキッズは近頃評判の悪いNHKにしては子育て支援の好番組と言える。花ちゃんがこの番組で覚えた「いないいないばぁ」をじいちゃんに見せてくれた。それだけでも◎の番組である。