ボランティアセンターの子育て世代との繋がり2017年03月03日

 1月末にボランティアセンターの当番で幼児を育児中のお母さんから有償ボランティア・よりそいサポートの利用打診の連絡を受けた。2月初めのボランティアコーディネーター会議で報告しセンター長と一緒に訪問し状況確認をすることになった。
 2月初旬に訪問した。保育士経験のある若いお母さんから次のような話を伺った。「家事と育児が一緒になってどちらも中途半端になりがちで、どこかで2時間程度でも家事を分担してもらい育児に専念できる時間ができればと思い電話した。本当は出産直後の一番辛い時に依頼したかったがその時はこの制度があることを知らなかった。子育てサロン・友だちつくろうのママ友たちも同じような悩みを抱えている」。
 同行したセンター長が次のように対応した。「自立生活支援という制度の趣旨からは現状での家事支援は難しい。ただ今後お母さんが病気になったり第2子を誕生した直後の支援は可能。そのためにも利用者登録だけはしておいてほしい。またママ友たちでお互いに育児や家事を支え合うサークルを立ち上げてはどうか。そのための支援はボランティアセンターでも行いたい」。
 昨日のボランティアコーディネーター会議で上記の報告をした。コーディネータの皆さんからは良い報告として歓迎された。ともすればお年寄りとの関わりが中心となるボラセンである。今すぐのつながりは無理でもヤンママ世代とのつながりの可能性を秘めている。有償ボランティの立上げがボラセンや社協の裾野を広げる効果も持っていることを実感した。
※画像は2月の子育てサロン「友だちつくろう」の風景