よりそいサポート・サポーター交流会2017年03月16日

 昨年6月22日に社協分区ボランティアセンターの有償ボランティア・よりそいサポートの住民説明会を開催した。57名もの参加者があり、地域の高齢者の困り事支援についての期待の大きさとリタオヤおじさんたちの地域ボランティアの関心の高さが窺えた。以来、サポーター登録は24名、利用者登録は9名、活動実績は4件と着実に定着しつつある。
 とはいえ支援依頼件数は思ったほどには多くなくサポーターへの依頼も4人にとどまっている。サポーターの皆さんからすれば意気込んでいただけに意欲が削がれたという懸念もある。そんな背景もあって先日サポーター交流会を開催した。
 ボランティアセンターのある安心プラザを会場に11名のサポーターと10名のコーディネーターに参加して頂いた。サポーターの内9名が男性で女性中心の社協関係の会合や研修とは一味違った顔ぶれだった。その点にも日常生活支援の有償ボランティアが従来の社協活動とは趣きを異にした新たな活動であることを物語っている。
 冒頭の開会挨拶で次のようなコメントをした。「助け合いサポートでも支援サポートでもないよりそいサポートとい名前にこだわりがあります。対象者の自立生活支援が目的であり、対象者に寄り添いながら自立生活のお手伝いをします。2025年問題に象徴されるように『大介護時代』がやってきます。在宅介護に直面してもいきなり地域とつながるというわけにはいきません。それ以前の日常生活支援等での地域とのつながりがあってはじめて円滑な支援が可能です。よりそいサポートの意義がこの点にもあります。よりそいサポートは西宮市内でも初めての日常生活支援の有償ボランティアとして注目されています。この取組みの成功と定着に向けてお力を貸して下さい」。
 ボランティアセンター長の進行で取組み経過が報告され、参加者の自己紹介があった。サポーターからも活動事例の詳細が語られた。相互の自由な意見交換の後、1時間半の和やかな交流会を終えた。

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