袴姿で先生とお別れ--小学校の卒業式--2017年03月18日

 昨日は地元小学校の卒業式だった。今年も110名の子どもたちが巣立っていった。卒業証書授与で最初の生徒だけ全文が読み上げられる。3千〇〇番というこの学校の過去の卒業証書発行ナンバーが告げられた。この固有の番号こそが卒業 証書の重みなのだろう。
 卒業生の入退場が印象的だった。入場では正面舞台の両袖から登場し階段を下りて式場に着席するという意表をついた演出が参列者のどよめきを誘った。入場する多くの女生徒と一部の男子の袴姿が目についた。退場はクラス毎に担任の先生とのお別れスタイルである。順次の座席後方で待つ先生の前に進み先生から花が渡される。ひとことふたこと言葉が交わされるという厳粛でほのぼのとした光景が繰り広げられた。
 今年で9回目の卒業式だった。ひと口に卒業式といっても式のスタイルは様々である。多分に校長先生の意向が反映されているのだろう。同じ校長でも少しずつ工夫が凝らされているようにも思える。来賓である参列者の目には何回も見る風景だが主役の卒業生にはこれっきりの晴れ舞台である。式典が様々に工夫されることは歓迎すべきことだろう。

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