ジジババ保育園二日目---花ちゃんの公園デビュー---2017年03月31日

 朝7時半頃に早朝散策を終えて帰宅した。食卓前でばあちゃんが花ちゃんにご飯を食べさせていた。母ちゃんは7時過ぎに出勤したようだ。母ちゃんが帰宅するまで丸一日のジジババ保育園が始まった。
  ばあちゃんは花ちゃんの食事の準備やら洗濯物で忙しい。勢い花ちゃんの遊び相手はじいちゃんに回ってくる。すべり台遊び、ひな飾りあそび、絵本の読み聞かせ等々、次々と相手をするがどうにも間が持てない。
 思いついて近くの公園に出かけることにした。三輪車に乗っけて徒歩数分のぽかぽか陽気の公園に着いた。ひとっこひとりいない貸切の公園にはブランコ、鉄棒、すべり台、ジャングルジムが揃っている。ブランコに乗せてみる。両手で鎖に掴ませようとするがうまくいかない。後ろから支えてぶらーんぶらーんさせてみる。すぐに板から滑り落ちてブランコの相性は良くない。ブランコの後ろからゆらゆらと横に揺らすのがお好みのようだ。すべり台を見つけてよちよち歩きがスピードアップした。いきなりすべり台の下からスライダーをよじ登り始めた。両手で側板を掴んで両足を踏ん張っているが、いかんせん力及ばずズルズルと滑り落ちる。花ちゃんの頑張りに拍手しながら抱っこしてスライダー上段に乗せてみた。嫌がる風もないのでそっと手を離す。全く怖がる様子もなくスンナリと滑り落ちた。思わず「ジョウズ、ジョウズ」と拍手した。最後はジャングルジムである。じいちゃんが先に腰をかがめて通り抜ける。その後をおそるおそる花ちゃんがついてくる。無事に反対側に抜け出た花ちゃんが得意げな顔をしてみせる。草で敷きつめられた樹木の立つ公園隅もお気に入りだ。落ちている木の枝や葉っぱを触りながらよちよちしている。
 20分ばかり一緒に遊んで花ちゃんの記念すべき公園デビューを終えた。