コンディション不良ながら大盛況のさくらまつり2017年04月02日

 3月末の肌寒い気候が続いていた。おまけにさくらまつりの前日の午後から時雨に見舞われた。それでも当日の予報は曇り後晴である。当日の早朝、さくらまつり決行の連絡が入った。
 9時前の有馬川緑道のさくらまつり会場は予想通りの最悪のコンディションだった。さくら並木はどこを見渡してもピンクの彩りは皆無である。堅い蕾が身をこごませているばかりだ。屋台エリアの前の歩道は雨水を浮かべたぬかるみだらけである。
 それでも9時半頃からあちこちでテント張りが始まった。社協分区の屋台用の二張りのテントも10時過ぎには中学生ボランティアとボランティアおじさんたちの手で組立て完了。テーブルと椅子を並べて会場設営が終了。ここからはボランティアの女性陣が中心となる。二十数人の皆さんが喫茶、パスタ、けんちん汁、おにぎりの販売とスーパーボ-ルや魚釣りゲームの準備に余念がない。
 11時前にはすっかり準備の整った屋台前を来場者たちの行きかう姿が増えてきた。屋台・ゲームコーナーは11時半開始だがそうも言ってられない。なにしろコーヒー50円、パスタ、けんちん汁、おにぎり各100円の格安価格である。準備終了に合わせて販売が始まり、閉店30分前の1時半頃にはほぼ完売した。ゲームコーナーは幼児連れのヤンママたちが2時を過ぎても列をなす大盛況だった。午後からの薄日の指す暖かな気温にも助けられて予想以上の来場者だった。
 閉店時間と同時に始まった撤収作業は中学生たちの応援が大きくあっという間に完了した。借り入れた軽四輪トラックが二往復して安心プラザ、自治会館、小学校体育倉庫にテーブル、椅子、テント等の備品を戻した。
 搬送作業を終えて安心プラザのボラセンに3時半頃顔を出した。ボランティアコーデネータの女性陣10人ほどが後片付けをしながらお茶していた。さくらまつりの各コーナーの責任者たちである。彼女たちを中心に40人余りのボランティアの皆さんい支えられて今年も地域の一大イベントであるさくらまつりが無事終了した。