盛り沢山のコープの工場見学会2017年06月07日

 コープ委員をしているコープの最寄り店の工場見学会があった。コープ委員や一般組合員などの26名の参加者を乗せたバスが朝8時40分にお店を出発した。
 最初の訪問は魚崎にある輸入果実の供給をコープに特化した企業である「サミット神戸合同物産」だった。会議室でプロジェクターによるバナナの無農薬栽培の工程を学んだ。安全なバナナ栽培のために手間ひまかけて可能な限り自然の恵みを活用しながら行われる工程を知ってあらためて安全に求められるコスト負担を理解した。輸入バナナを熟成させるための室(むろ)も見学した。帰りには安全安心のCoop'sフレンドリーバナナ5房を頂いた。
 昼食会場は甲南漬資料館を併設した「こうべ甲南武庫の郷」だった。古いかまどで炊かれたかまど炊きご飯を売りにした平介定食を頂いた。さわらの焼き物や漬物盛合せをおかずに食べたご飯はさすがに美味しく用意されたお櫃のお代わりご飯をおかわりした。
 続いて「UCC六甲アイランド工場」を訪ねた。ジャマイカやハワイの農場から輸入されたコーヒー豆が品質検査、焙煎、ブレンド、粉砕、包装などの工程を経て製品化される過程がプロジェクターや実演や試飲などを織り交ぜて紹介された。最後に喫茶室では曳き立てコーヒーが振る舞われコーヒーのお土産まで頂いた。
 最後の訪問スポットは灘の清酒「福寿」の酒蔵見学だった。「神戸酒心館」と名付けられた酒蔵、資料館、蔵元ショップを備えたゾーンでビデオ視聴、蔵見学、利き酒、お買物を楽しんだ。
 予定時刻より早い16時15分には出発地に戻った。輸入果実、甲南漬、コーヒー、お酒と4つもの盛り沢山の見学会だった。