福祉ネット総会後の交流会の盛会2017年06月13日

 福祉ネット第三回総会当日である。12時半に役員が住宅街のコミュニティセンターに集合し会場準備を始めた。定刻の1時半には総勢42名の出席があった。役員10名を含め代議員が23名、オブザーバー8名、アドバイザー5名に来賓6名という顔ぶれである。
 総会自体は過去二回の方式を踏襲し淡々と進行した。4月に就任したばかりの自治会長から福祉ネット議長としての開会挨拶がある。自身の介護経験を踏まえて福祉ネットへの期待が語られる。来賓紹介の後、来賓を代表して西宮市地域共生推進課長から超高齢社会を迎えた市の対応や福祉ネットへの期待と応援のエールが送られる。総会議長に自治会副会長が選任され議事に入る。
 「昨年度事業報告」「今年度事業計画」「今年度役員選出」の三議案について事務局長の私から提案した。特に事業計画の「地域包括ケアの推進」について構成組織が実施している現状の取組みを課題ごとにマトリクスとして整理集大成した表の説明に力を込めた。こうした情報の整理こそが福祉ネットならではの取組みである。議案審議は特に問題なく承認され、福祉ネット議長代行の閉会挨拶で総会を終えた。
 10分ほどの休憩を取り、テーブルを三つ配置しティパーティ形式の参加者交流会向けに会場レイアウトの変更を行った。地区社協の女性役員を中心に和菓子とコーヒーセットを参加者分各テーブルに用意してもらった。
 初めての交流会は来賓やオブザーバー、アドバイザーの代議員以外の参加者の自己紹介とコメントで始まった。それぞれの立場からの高齢者福祉の取組みや福祉ネットとの関わり方や期待が縷々述べられた。地域の住民組織の役員としては初めて聞く内容も多く興味深いコメントだった。その後テーブルに着席頂き、相互の自由な懇談となった。初対面どうしの方も多く活発な会話になるかと懸念したが杞憂だった。参加者それぞれに広い意味での地域福祉の担い手である。相互の想いを伝えあいながら活発な会話が交わされている。30分ばかりの懇談を終え交流会の締めくくりを福祉ネット役員でもある市社協の生活支援コーディネーターにお願いした。初めての交流会は幾つかの反省点はあったものの3時半過ぎに盛況裡に終了した。