つどい場”あん”の手づくりランチのありがたさ2017年06月19日

 つどい場”あん”に出かけた。前回から地域の友人宅を途中で訪ねて一緒に参加している。友人の奥さんは突然の入院生活を余儀なくされて数カ月に及んでいる。ひとり住まいの味気ない食生活のようすを聞いた。外食したり出来合いの総菜で済ませたり、場合によっては晩酌のアテだけで済ませることもあるという。
 そんな彼にとっては月に一度のつどい場”あん”のランチは貴重なものだ。大勢で囲む食卓にはオヤジ会仲間でもあるご主人の手料理が並べられる。今回のメニューは鉄板プレートで各自でつくるお好み焼きだった。生地を引いて様々な具材を乗せてカツオ、天かす、チーズなどをトッピングする。子どもたちが小さい頃にどの家庭でも囲んだ懐かしい風景がよみがえる。
 食事をしながら様々な話題が飛び交った。私からは老後の生活設計の話題を提供した。エンディングノートやリバースモーゲージの情報だ。老後の生活設計に夫婦のどちらかか双方の介護施設入居の費用負担まで織り込んでいなかったことの反省も披露した。そうしたことも考えると老後の家計問題は深刻である。
 2時間ちょうどの滞在で知人とともに辞去した。作り過ぎたお好み焼き2枚が知人の食材に提供された。つどい場”あん”の手づくりランチのありがたさを痛感した。