障がい者家族会・パズルの会と交流(その1)2017年07月09日

 大津の花ちゃん宅から地域の会合出席のため電車で帰路についた。JR西宮名塩駅からバスで三軒家で下車し、11時前に阪神福祉センター診療所会議室に到着した。山口町の障がい者家族会・パズルの会の皆さんが顔を揃えておられた。
 6月の福祉ネット総会でパズルの会の代表者にアドバイザーに就任頂いた。総会後の交流会でパズルの会の皆さんと一度交流したいとお願いした。毎月第1金曜日が定例会なので直後の定例会に参加することになった。
 自己紹介を兼ねて福祉ネットの活動内容をお話しした。その後9名の家族会の皆さんからそれぞれに自己紹介、子供さんの状態、困り事、要望などが述べられた。全員が障がいを抱えた子供を持つお母さんたちだった。
 「高校3年の息子の就職が近い。地域とのつながりを深め当たり前の暮しをさせてやりたい」「ダウン症の息子のリハビリが北部にない」「小学2年の子どものSP(スピーチセラピー)が北部にないので困っている」「発達障害と自閉症の小学4年の娘が大人になっても受け入れてもらえる施設があるか不安.。情報収集の手だてが分からない」「ADSD(他動性障害)の小学2年の息子の北部での施設の不足や手続、申請に南部まで行かなければならないことが悩み」「成人になった娘が地元の作業所にお世話になっている」「成人の息子が三田の作業所に。親亡き後はグループホームにお世話になるしかないがそれが可能か、またそのことをどう息子に伝えるか」「ADSDの小学1年の娘のリハビリ施設が北部にない。放課後等デイサービスも北部西宮になく三田や神戸市北区でお世話になっている」「不登校や家庭内暴力を繰り返していた長男が18歳の時に初めて知的障害と分かった。今は地域の理解も得て何とか安定している」等々。
 障がい者と日々向き合っているお母さんたちの赤裸々な想いを伺った。それぞれに初めて聞く貴重な情報だった。

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