大衆理容、15分のスゴ技!2017年09月10日

 現役の頃から散髪にかかる時間は苦痛だった。高齢になりみかけのこだわりも少なくなった。ましてやどんどん薄くなる頭髪は時間をかけても意味がない。それでも限度を超えると見苦しくなるのが髪の毛である。リタイヤした頃に近くに大衆理容ができた。安くて短時間で最低限の調髪をしてくれる大衆理容は大歓迎だった。ここ10年ばかりもっぱら大衆理容のお世話になっている。だいたい2カ月毎の散髪が定着している。
 9時前に歩いて10分の開店直後の大衆理容に出かけた。すぐに鏡の前の専用椅子に案内された。「髭剃り、シャンプーは?」「カットだけで」といつものやりとり。散髪椅子からの早期脱出もテーマのひとつ。自分でできることは自分ですます。バリカンで借り上げてもらいてっぺんも短く2cmほどにカットしてもらう。どちらかと言えば角刈り風だが、なんせ軟弱な髪の毛で角はない。もみあげや際剃りを済ませて一丁上がり。この間わずか15分の早業である。あっという間に2カ月に一度のお勤めを終えた。