消防署員と高齢者実態調査のスタート2017年10月01日

 多忙だった9月が過ぎ10月に入ってようやく民生委員の高齢者実態把調査を開始した。スタートは地元消防署員さんと同行した。
 3年前から高齢者実態把握調査に合わせて消防署の高齢者宅での防火啓発活動が実施されるようになった。従来、職員が単独で訪問していたようだが不在や拒否反応などで円滑には実施できなかった。そこで地域に密着した民生委員が同行することになった。私の担当地区でもこの2年間に毎回数軒ずつ訪問し問題なく実施されている。今年もこの消防署署員同行の訪問から実態調査を開始した。
 事前にお一人住まいの高齢者宅を中心に5軒のお宅に訪問を確認しておいた。9時半に我が家に制服姿の消防署員が来訪した。あらかじめ決めておいた順路で5軒を順次お訪ねした。
 消防署員からは啓発を兼ねた防火に関わる聞取りがある。火災報知器設置の有無と設置個所、消火器設置と購入時期、コンセントの清掃状況、仏壇ローソクや石油ストーブ使用の有無、家屋回りの可燃物の放置等々である。どのお宅も防火意識は比較的高く特に大きな問題はなかった。お一人住まいの高齢女性宅の台所の火災報知機の設置がないことが気になったぐらいだ。民生委員の立場からも子供さんたちの来訪時に相談して設置してもらうようお勧めした。
 今日はその後の訪問も含めて13軒の実態把握調査を終えた。