初孫の初めての保育園運動会を楽しんだ2017年10月09日

 昨日の日曜日、花ちゃんの保育園の運動会の日である。初めての孫の初めての運動会である。見逃すわけにはいかない。早朝から家内と一緒に勇んで花ちゃん宅に向かった。
 父方のばあちゃんを含めて祖父母と父母5人がベビーカーの花ちゃんを囲んで琵琶湖畔の会場「ウカルちゃんアリーナ」に到着した。体育館の俄か仕立てのトラックを囲んで父兄席が指定されている。競技の正面に位置する場所は既に満席である。比較的すいている場所に陣取って9時半の開会を待った。
 事前に配布されたプログラムでは17の競技が予定されている。0歳児から5歳時まで6組の園児たちがそれぞれに競技を行う。1歳児の花ちゃんのいちご組は赤い帽子をかぶって三つの競技に出場する。
 開会と同時に入場門で待っていた園児たちが父兄に付き添われてトラックを一周して入場する。いよいよカメラマンの出番である(トラック内での撮影は控えて下さいという園からの事前のお達しがあったが誰もどこ吹く風のありさまである)。母ちゃんに手を引かれた花ちゃんも堂々の入場!とはいかない。緊張気味に浮かない顔つきでトボトボと入場する。開会式では園児全員で「がんばりまんのうた」を歌った。花ちゃんがFaceTimeで「エイエイオー」とやってくれた歌であるが、大勢の真ん中でカメラアングルには納められなかった。 
 競技の一番目に0歳児を除く五組のかけっこがある。一番目の組の二番目の四人一組の走者に花ちゃんが登場した。スタートの合図に母ちゃんに背中を押された。イマイチ競争の意味が分かっていない花ちゃんは最初はトコトコ歩きだった。途中から何とか走りはじめゴールで待つ先生の胸に無事飛び込んだ。四番目の「どうぶつえんへレッツゴー」という親子競技には父ちゃんと一緒に出場した。が、こちらも出場者が入り乱れての思うように撮影できなかった。
 その次の出番は全園児出場の最後のプログラムである。それまでかなりの時間を待つことになった。花ちゃんのそばにいつの間にか同じ組の「なっちゃん」というお友だちがやってきた。かけっこの景品で貰った同じ黄色のボールを手にしてキャッキャッと騒ぎながら遊んでいる。これはこれで保育園の花ちゃんのひとコマを見るようで楽しかった。
 最後の出番がやってきた。「ちきゅうをまわれ」という親子ダンスに父ちゃんと一緒に出場した。途中で「高い高い」をして園児を父兄が差し上げるシーンがある。父ちゃんは家でいつもやっているように一瞬花ちゃんを放り上げた。シャツがはだけておなか丸出しの花ちゃんが思い切りの笑顔で応えている。
 12時半の終了予定を15分ばかり延長して運動会が終了した。帰路の途中にあるくるくる寿司に立ち寄って昼食をとった。納豆巻やとり唐揚げやフライドポテトなど花ちゃんの旺盛な食欲に驚かされた。自宅に戻った花ちゃんはいつもならお昼寝時間ながら、じいちゃんばあちゃんたちとバイバイするまで相手をしてくれた。3時前に花ちゃん宅を後にし初めての孫の運動会の余韻に浸りながら帰路についた。