2017西宮山口アルキナーレのコースガイドの課題2017年11月21日

 11月19日の日曜日、山口地域活性化推進委員会主催の西宮山口アルキナーレ2017が開催された。2012年の第1回開催以降6回目の開催である。地区社協会長就任後の昨年から委員会メンバーとして参加しアルキナーレのコースガイドの役割を引き受けている。昨年は生憎の雨天でウォークラリーは中止になりコースガイドの出番はなかった。そして迎えた今回は絶好の散策日和で初めてのコースガイドを体験した。6回目の開催ながら幾つかの問題点に気がついたのでまとめてみた。
 ウオークラリーは、コース1(丸山パノラマ健脚コース 約6.6km 約2時間40分)、コース2(社寺歴史散策コース 約5.8km 約2時間10分)、コース3(有馬川緑道らくらくコース 約2.3km 約1時間)の3コースに分かれている。各コースごとに3~6カ所のスタンプポイントを巡り、3カ所以上のスタンプ捺印でガラガラ抽選ができる。
 担当したコース1には予想外の100名もの多数の参加者が列をなした。9時半にスタートし到着は12時20分だった。最終スタンプ地点で15分遅れのためコースをシュートカット変更して尚10分の到着遅れだった。
 気になった問題点があった。ひとつは郷土資料館の入口がコースマップと異なっておりマップ上の入口が閉鎖されていた。また郷土資料館見学の担当ガイドとの事前調整がなく十分な連携が叶わなかった。今ひとつは丸山稲荷神社本社から奥社に向かう浄水場までのルートが通常は通行できない特別ルートが設定されていたが、事前にそのことがコースガイドに連絡されていなかったことである。丸山北側中腹の起伏の多い杣道で高齢者の多い100人もの参加者には苛酷なルートに思えた。通常は通過できないルートを提示することの以後のトラブルの懸念もある。いずれもコース設定者と実際のコースガイドとの事前の連携不足がもたらした問題点である。
 アルキナーレの本来の趣旨は山口散策イベントである。主催者はウォークラリーには万全の備えをして参加者を迎える必要がある。孝徳帝行幸行列、山口ホールでの催し、特産物販売、飲食屋台等のアフターハイクは年々充実しているが、メインのウォークラリーの参加者に対する一層の満足感の提供が求められていると思う。次回にむけてウォークラリー自体の問題点や課題の点検と見直しを事前の関係者による打合せを望みたい。

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