藤沢周平の原風景・海坂(鶴岡)探訪の想像②2018年01月07日

 2月の藤沢周平の原風景・海坂(鶴岡)探訪が現実味を帯びたことで、その具体化プランの検討に夢中になった。
 まず着手したのが藤沢作品に登場する海坂の風景に重なる鶴岡市内の様々なスポットを確認することだ。これについては藤沢周平のムック版に掲載されている可能性が高い。ネット検索して文春ムックの「藤沢周平のこころ」に「海坂と鶴岡--藤沢周平世界の原郷--」という記事が掲載されていることを知った。
 早速ムック版をネット購入してその記事を読んだ。それによると探訪スポットは作者の生誕の地である高坂地区と鶴ケ岡城跡周辺の二カ所のエリアがある。いずれもJR鶴岡駅の南にそれぞれ2km、5km位に位置している。これは徒歩では到底無理だ。そこでレンタサイクルを調べてみると駅前に無料のレンルサービスがある。これなら何とか満足できる海坂巡りができそうだ。
 問題は気候・天候だ。何しろ2月の東北の豪雪地である。雪という障害が計画を根底から覆す可能性がないではない。ひとつは山形から鶴岡のバスの運行である。バス会社に電話してみたところさすがに豪雪地の足の便である。よほどのことがない限り運行しているとのこと。今ひとつは降雪の場合の鶴岡市内のレンタサイクル巡りが可能かという点である。観光案内所に問合わせるとこちらは降雪時期で貸し出しはできないとのこと。レンタカーか路線バスしかないようだ。
 いずれにしろおおよその目安はついた。あとは当日近くまでに最終的な判断をするほかない。