明日からの真冬の山形(鶴岡~天童)の旅2018年02月13日

 明日から二泊三日で山形を訪ねる。37歳の時に1年間に渡って毎月山形市の結成されたばかりの流通業界労組の研修指導のため訪問した。昨年12月中旬に知人である大学教授を介してその時にご縁のあった方々との35年ぶりの再会の宴がセットされ、山形を訪ねることになった。
 私にとっての山形はその時の懐かしい思い出の地であるとともに愛読した時代小説の作者・藤沢周平の故郷として心に刻まれている。山形県の日本海側に位置する鶴岡市は作者の故郷でありしばしば作品に登場する「海坂藩」の舞台として一度は訪ねたい町だった。意を決して今回の訪問を一日前泊して訪ねることにした。
 その山形訪問を明日に控えて事前に旅程を確認した。自宅を朝8時過ぎに出て新大阪から新幹線を乗り継いで東京経由で新潟まで出る。新潟から在来線特急で16時51分に鶴岡に到着予定である。所要時間8時間42分の長旅だ。
 予約している鶴岡駅前のホテルにチェックインし、夕食は地元の居酒屋でたっぷり郷土料理を味わうことにしよう。翌日は2時過ぎまでたっぷり時間がある。大雪でどれだけ海坂藩ゆかりのスポットを訪ねられるか心もとないが、出たとこ勝負でせいぜいプチ冒険を楽しもう。現地の観光案内所に問合わせると、豪雪対策用にで靴の滑り止めと防水の備えが必要とのこと。慌てて防水加工のトレッキングシューズを調達した。
 2時20分発の山形行き高速路線バスに乗車予定である。バス会社に問合わせると大雪での運行は可能だが大幅な遅れもあるとのこと。予定を早めたバス乗車が必要だ。1時間半ほど乗車し途中下車した停留所で迎えの懐かしい知人に合流する。そこから天童温泉の旧交を温めるホテルに向かう。
 久々の二泊三日の個人旅の行先には、豪雪の不安と初めて訪ねる念願の地と懐かしい面々との楽しい再会が待ち受けている。

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