石清水八幡~背割提~宇治・遊覧船~正寿院2018年04月10日

 家内と二人で石清水八幡と宇治方面の日帰りバスツアーに参加した。最近は海外ツアーは億劫になり日帰りバスツアーや1~2泊の国内ツアーが多くなった。
 三田駅前に集合し35人の乗客を乗せたバスが8時に出発した。開通したばかりの新名神高速を経由し最初の京阪八幡市駅前に9時半頃に到着した。男山ケーブルに乗車し約3分で山上駅に到着。初めて訪問した石清水八幡宮の写真でよく見る壮大な朱塗りの社殿に納得。社殿の東側の風情のある参道を散策し北側の展望台に向かった。展望台から北に向かって京都市内が一望できる絶景を満喫した。
 降りケーブルを下車して歩くこと約10分、関西有数のさくらスポットの背割提に到着。途中、木津川に架かる長大な木津川御幸橋では折からの凄まじい突風に煽られた。背割提のさくら並木はすっかり葉桜に変貌。堤の両脇をトンネルのように覆うさくら並木を見ながら満開のイメージを浮かべるばかりだ。
 堤の駐車場に待つバスに乗車し、一路宇治方面に向かった。平等院前の駐車場に停車したバスを降り、すぐそばの喜撰茶屋前で1時20分再集合を告げられて解散。たっぷり2時間の宇治自由散策である。平等院には私は1年前に訪ねたが家内は行っていない。ここはお付合いするしかない。鳳凰堂内拝観を申込むと日曜日でもあり1時間半待ちとのことで断念。平等院境内とミュージアムを時間をかけて巡り北側の表参道の商店街を散策。宇治川の中州で開催中のさくらまつりの屋台を巡りながら時間を潰す。
 1時半に屋形船風の宇治川遊覧船に乗船した。船内の長い机には丸いお重のお弁当と味噌汁が配膳されている。船出を待ちかねて遅い昼食をとる。売店で買込んだ缶ビール片手に二段重を味わう。 遊覧船の運航は宇治川の南北1kmほどを何往復かするだけである。夏場には鵜飼いが行われるスポットでのシーズンオフの遊覧運行のようだ。
 宇治を出発したバスが南方の宇治田原町の正寿院に向かった。道路沿いの駐車場に乗り入れたバスを下車して4人一組でタクシーで正寿院に着いた。出張中の住職に代わって息子さんから5分ばかり法話を聞く。その後、別棟の客殿を訪ねて話題の「ハート形の窓(猪目窓)」と天井格子の絵画を鑑賞。
 再びタクシーでバス駐車場まで戻り乗車後一路出発地に向かう。1時間半ほどかけて5時頃に出発地の三田駅前に到着。予定よりも1時間ほど早い到着である。駅前の阪急オアシスに立ち寄り夕食用の惣菜を買って駐車場から自宅に向かう。夫婦二人のお手軽な日帰りバスツアーを終えた。

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