認知症カフェボランティア会議2018年04月24日

 認知症カフェ運営に応募いただいたボランティアは最終的に15名の登録になった。そのボランティアの皆さんによる3回目の会議が開催され、12名の方の参加があった。施設専門職や事業者等のスタッフも13名が参加した。
 前回会議でボランティアグループの代表者を選任した。オヤジ会メンバーでもあり、奥さんの軽度な認知症を懸命にカバーしながら認知症問題に関わっておられる方だ。会議はこの代表者の挨拶で始まり、3グループに分かれてのボランティア中心の1時間半余りの懇談が行われた。 
 懇談テーマは、「参加者の認知症や介護に関わるエピソード」「カフェをどんな場にしていきたいか」「カフェの名前は?」という3点だった。スタッフも各テーブルにオブザーバー的に参加した。
 私が参加したグループでも活発な意見交換があった。カフェに参加した介護者や当事者が可能な限り寛いで楽しく過ごせるような運営こそが大切という点で一致している。そのため当事者の呼び名は介護者・家族の意向を聞き「〇〇ちゃん!」といった愛称が望ましい。このカフェが当事者や介護者家族にとってのかけがえのない新しい外出先・居場所になることが期待される。
 最後のカフェ名称は三グループから5案が提案され、最終的にひとつの名前が確認された。着々とオープンにむけた準備が進んでいる。