地元小学校の30周年記念事業のコンセプトは?2018年06月08日

 地元小学校の教育連携協議会に出席した。地域代表や学識経験者などの学校評議員に自治会、地区社協、青愛協、PTAなど16名で構成される会議体で今期初めての会合だった。
 14名の参加者がそれぞれに自己紹介を行った後、学校側から「今期学校経営の重点」「本校の現状と課題」等が述べられた。委員からの活発な発言があったのは、その後の協議事項「創立30周年記念事業について」というテーマの時だった。10周年、20周年の事業概要が報告され30周年事業をどんな内容にすべきかが問われた。
 先月、この30周年記念事業の一環で6年生に「ふるさと山口」をプレゼンした。その時に思ったことがある。新興住宅街に住むこの学校の子どもたちは「ふるさと意識」が希薄である。そこで住宅街だけにとらわれるのでなく山口町の中の我が町という視点で話をした。
 30周年記念事業とは子どもたちが30年にわたってこの学校を巣立って行ったことを意味する。卒業生たちにとって母校に想いを馳せる時、ふるさとの風景や意識が重なっているだろうか。そんな想いで「30周年記念事業のコンセプト」のキーワードのひとつに「ふるさと」がありはしないかという趣旨の発言をした。30周年記念事業を単にセレモニーに終始することなく、これを機会に卒業生たちに母校がふるさとや幼なじみたちを思い起こすよすがになってほしいという想いをこめた。

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