弟夫婦と一緒に墓参2018年08月04日

 弟の持病が進行し車の運転が困難になった。やむを得ず車を手放し運転を断念したとのこと。途端に遠距離の足の便が不自由になる。そこで従来それぞれにお参りしていた墓参を今回一緒にすることになった。
 我が家の墓は姫路名古山霊園にある。朝6時半頃に自宅を出て加古川の弟宅に立ち寄った。仏壇にお参りだけしてすぐに夫婦四人で名古山に向かった。車中の話題はもっぱら兄弟のそれぞれの病の状況である。白内障の手術を控えている私と同様に弟も同じ手術を予定しているとのこと。DNAの共通性は如何ともしがたい。
 墓掃除とお勤めを済ませて再び弟宅に戻った。これからの墓参の分担やら年に一度はランチを共にすることなどを打合せた。身近に迫った介護の在り方や孫の話題に花が咲いた。墓参という「家」のセレモニーが家族の縁(えにし)を招いている。