地区社協福祉講座「歯の健康」2018年09月09日

 今年度第1回の地区社協の福祉講座があった。「歯の健康~寝たきりにならないための~」と題して住宅街に3年前に開業された歯科クリニックの院長に講演をお願いした。
 あいにくの大雨警報の中の講座だったが、会場のコミュニティセンターには31名もの受講者が席を埋めた。
 1時半から始まった講座はプロジェクターと手許資料を使って進行した。「猫背の背骨は寝たきり一直線」「噛む健康法(フレッチャー法)」「姿勢と噛み合わせの関係」「誤嚥性肺炎の予防」「忘れてならない食前の口腔ケア」等が約1時間話された。
 たっぷりとって頂いた質問時間は、会場からの質問であっという間につぶれた。「歯科の訪問診療の実際と料金は?」「口腔内の雑菌の状態は?」「歯磨きの最適な時間帯は?」「歯ぐきで食事は可能か?」等々。それぞれに丁寧な説明があり、予定時間を10分ばかりオーバーして閉講した。
 閉講後に別室で研修部メンバーと一緒に講師を囲んで30分ばかり懇談した。講師の奥さんも同席で親近感を覚えるひと時だった。
 5月からスタートした地区社協の新体制では部会運営を重視した。研修部も何回かの部会を開催し今回の講座につながった。研修部長はじめ4人の研修部の皆さんのご苦労にあらためて感謝した。