敬老訪問担当者の声2018年09月26日

 地区社協の執行委員会を開催した。主な議題は「敬老訪問活動」のまとめである。私から取組み結果の数値や成果と反省の報告を提案をした後、訪問活動を担当した各執行委員からの感想をこめた報告を聞いた。
 「『敬老の日と言っても子どもたちももう祝ってくれなくなっているので社協からお祝いを届けてもらい喜んでいる』という声を掛けてもらったことが嬉しかった」「今年役員になったばかりの人と一緒にお届けしたが、その人が『これからも色々お訪ねすることがあると思いますがよろしく』と積極的に声掛けをされているので頼もしく思えた」。
 あらためて見守り訪問活動の意義を思い知らされた。この活動こそが草の根ボランティア活動の原点なのだろう。この活動を担当することで地域のお年寄りとの生の交流と支援の意義が具体的に実感できる。そうした実感の積み上げの中に地区社協の役員としての自覚と意欲がもたらされる。
 地区社協役員の活動が、「敬老のつどい」での小学校体育館のシートを敷きパイプ椅子を並べる活動から、「敬老訪問」でのお年寄りたちとの生のふれあい活動に劇的に変化した。