恒例の高齢者実態把握調査に着手2018年10月09日

先月中旬の地区民生委員協議会で高齢者実態把握調査の調査票を受け取った。毎年この時期に実施する民生委員の最も重要で大変な活動である。高齢者宅を訪問し、近況を把握するとともに困り事等を伺う。
 従来は65歳以上が対象だったが3年前から70歳以上が必須調査となり65歳から69歳は任意調査となった。任意調査の実施は各民生委員の判断に委ねられている。私の場合は新たに65歳になった方から対象から除外し5年がかりで対象者を70歳以上に移行することにした。その結果、既存対象者は転居や死亡等で年々減少し、ピーク時には200世帯300人だった対象者は、今年は170世帯270人になった。
 先月に相次いだ地区社協の敬老お祝い訪問や福祉ネットの認知症サポートべんり帳の掲載医療機関の訪問活動を終えて、ようやく高齢者実態把握調査に着手した。
 民生委員就任後11年目を迎え、11回目の高齢者訪問である。訪問先とも顔馴染みになった。訪問時にもメリハリをつけて会話ができる。問題のないお宅では簡潔に、ひとり暮らしや病いがちの方とはじっくりようすを伺う。中でも80歳以上のお一人住まいの女性の場合は待ちかねたように様々なお話をお聞きする。民生委員としてだけでなく話し相手としても頼りにされていると実感する。
 民生委員としての大切でやりがいのある高齢者訪問が始まった。

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