山口地区ボランティアセンターとの交流会2018年12月07日

 年一回この時期に山口・北六甲台地区ボランティアセンターの交流会がある。今年は山口が当番で山口公民館会議室で開催された。
 山口10名、北六甲台10名のコーディネーターに市社協2名のいつものメンバーに今回は障がい者支援の西宮地域自立支援協議会ほくぶ会のゲスト3名の総勢25名が顔を揃えた。
 両地区の活動報告があり、これについての意見交換が行われた。その後、ほくぶ会の紹介と活動報告があり、この点の意見交換もあった。 意見交換で共通して話題となったのは北六甲台のカーボランティアだった。障がい者の移動には様々な制約がある。車椅子が乗せられるか。大勢の人と一緒の車内に耐えられない知的障がい者もいる。車内で奇声を発する不安もある。公共交通機関での移動が困難な背景を教えられた。そんな事情からほくぶ会ではカーボランティアへの関心は高い。とはいえ高齢健常者を対象としたカーボランティアの利用にもクリアしなければならないハードルがある。ボランティアの心構えや多少のスキルが必要だ。介助者の同乗が欠かせない。
 今回初めてボランテアーコーディネーターとして障がい者の移動問題を真正面に意見交換した。当事者家族や支援者等の関係者の生の声を聞いた。認知症支援と同様に、障がい者支援についても我が町に障がい者がいるということの認識こそが出発点である。ボランティア側の理解とともに障がい者側の発信も欠かせない。

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