御前崎と掛川城の旅①2018年12月08日

 出身業界労組のOB・現役懇談会出席のため新幹線で掛川駅に降り立った。ホテルに向かう16時発の送迎バスの車中は1年ぶりの知人たちで埋められれた。40分ばかりバスに揺られて掛川駅南東の静岡県最南端の岬・御前崎に到着した。静岡カントリー・浜岡コースの併設ホテルが会場だった。
 指定のツインルームには浴衣などの客用セットはひとつしか準備がない。同宿予定の後輩OBは家族の急な病でキャンセルになったとのこと。6階の部屋の窓からは太平洋の広大な風景が望めた。ゴルフ客仕様の1階大浴場で汗を流して部屋に戻るとしばらくして出身企業の現役の労組三役たちがやってきた。会社や職場の近況などを話題に歓談した。
 18時からコンベンションホールのテーブル席で懇親会が始まった。その前には階段を利用して総勢80人もの参加者の集合写真を撮り終えた。開会のセレモニーでは設営労組OBの格差社会が進む現状を憂うメッセージが語られたり、急逝したOBの消息が告げられたりした。乾杯の後、会食と自由な懇親が始まる。20時頃からは会場を移しての二次会となる。懐かしい面々との席を移した歓談を楽しんだ。
 10時過ぎにお開きになり部屋に戻って再び現役三役と歓談を続けた。来年労組結成50周年を迎える。結成時の三役のひとりである私と現役の面々とは親子以上の年齢差がある。気遣いを見せながら悩みを吐露し真摯に大先輩の助言を求める姿勢が嬉しい。たっぷり歓談して11時半頃に眠りについた。
 翌朝5時過ぎに目覚めた。温泉街のホテルと違い早朝の入浴は叶わない。しばらくテレビで時間を潰し6時前に暗闇の中を早朝散策に出かけた。スマホマップで確認し近くの高松神社に向かった。
 高台のホテルの周遊道路を西に向かった先にかすかな灯りに浮かぶ社殿が見えた。社殿前に辿り着くと南に向って下っている驚くほどの高さの石段があった。そこから突然人影が現われた。石段の昇降トレーニングを日課としているかのようなトレーナー姿の中年男性だった。海抜65mの社殿を213段の石段が結んでいた。太平洋の水平線が望める筈の絶景も薄闇の中に沈んでいた。

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