ふれあい喫茶で特殊詐欺防止の寸劇2019年02月14日

 2月の地区社協ふれあい喫茶でイベントが催された。西宮防犯協会に属する劇団による特赦詐欺防止の寸劇である。立見席が出るほど会場いっぱいの参加者が詰めかけた。
 冒頭、県警の生活安全係長から特殊詐欺の手口や西宮市の現状が報告された後、2幕の寸劇が演じられた。最初は孫に扮した詐欺師とその相棒の弁護士役が競馬で使い込んだ100万円をおばあちゃんにATMで振り込ませる手口の寸劇。続いて警察官役と銀行協会職員役のコンビがおじいさんに偽造キャッシュカードが出回っている旨を告げてまんまと本物のキャッシュカードを手に入れ暗証番号を聞き出す手口の寸劇だった。
 登場人物の笑いを誘うネーミングやセリフ忘れのアドリブを随所に織り込みながら説得力のあるストーリー展開で会場を沸かせた。男女各4人の中高年で構成される劇団が演じる寸劇が出演者たちも楽しみながら和気あいあいの内に終了した。最後に配られた「松の木小唄」の替え歌「サギにご用心音頭」の歌詞を見ながら参加者全員の合唱で寸劇イベントの幕を閉じた。