リタイヤオヤジたちの子育て問題への関心2019年03月01日

 ボランティアグループのオヤジ会があった。通算46回目のオヤジ会は8名の参加者だった。事務局からこの町の子育て問題の現状について報告した。
 分譲開始後30数年を経た町の少子高齢化が著しい。ともすれば高齢化に目が向きがちだが少子化の問題点も顕著になってきた。少子化ながら共働き世帯の増加で学童保育のニーズは高い。地区の学童保育(育成センター)は3年次までの保育でほぼ満員である。4年児保育までの延長も課題である。300人近い児童数ながら子ども会加入者は50人前後である。加入に伴う役員分担を忌避したい保護者の意向が亭加入率の背景にある。役員改選期を迎えて子供会の存続そのものが危機に瀕している。共働き世帯にとって子供の放課後の居場所問題も深刻だ。
 平均年齢70歳を超えるオヤジ会参加者にとってなじみの少ないテーマである。それでも報告後の懇談では積極的な発言が相次いだ。育成センターの延長保育や放課後の子どもの居場所問題など地域で積極的に考えるべきといった声が聞かれた。常設型交流拠点の話題にも多世代交流の貴重な場として関心が示された。
 さすがに意識の高いメンバーが多い。オヤジ会という場が前向きな地域世論の形成に繋がればと思う。

認知症カフェでの弾き語り2019年03月02日

 3回目の認知症カフェ「にこにこ丸山カフェ」が開催された。一般参加者12名とやや少なめだったが、スタッフ18名を含めて5つに分かれたテーブルで忌憚のない懇談が交わされた。
 盛り上がったのは閉店30分前から始まった施設スタッフ2名による弾き語り演奏と音楽療法だった。30代とおぼしきイケメンの男性二人組の抜群の歌唱力が会場を魅了した。童謡やフォークなどの最後にコブクロの名曲が披露され喝采を浴びた。
 演奏の後に音楽療法があった。文部省唱歌「案山子」の歌に合わせて「の」のところを手拍子に代えるという趣向である。♪山田の中の一本足の案山子、天気も良いのに箕の傘つけて~♪ 歌いながらこの曲が思った以上に「の」が多いのに気づかされる。
 笑い声やはしゃいだ歓声に包まれてカフェが幕を閉じた。

山口フォトコンテスト表彰式2019年03月03日

 今回初めて地区社協として山口フォトコンテストに協賛した。応募作品の展示会最終日に表彰式が展示会場である山口ホールで行われた。協賛団体の地区社協賞の授与のため参列した。
 今回のフォトコンテストには122名・166点の応募があった。その中から22点が入選作品として選考された。地区社協賞には「北六甲台の夏」と題された盆踊り風景の作品が選ばれた。盆踊りの櫓と提灯の中に溶け込んだゆかた姿の女性のシルエットをローアングルで切り取ったショットだ。どこか「おわら風の盆」の雰囲気を漂わせた印象的な作品である。
 2時から始まった表彰式には受賞者をはじめ40人近い参加者があった。地区社協でもおなじみの女性司会者のこなれたトークで表彰式が進行し、最後に受賞者に協賛者も加わって記念の集合写真を撮って式典が終了した。

年頭所感「成熟・共生社会の舵取り」2019年03月04日

 毎年2月発行の地区社協広報紙には会長の年頭所感を寄せている。今年も「成熟・共生社会の舵取り」と題して以下の所感を述べた。

 平成最後の新年を迎え、平成という30年間はどんな時代だったのかを振り返ってみました。
【昭和の成長期の負の遺産】
 国際的には平成3年のソ連崩壊を端緒にグローバリズムと市場経済万能主義が世界を席巻し、各国で様々な歪みと格差社会をうみだしました。その反動が平成29年のアメリカンファーストを声高に主張するトランプ政権の誕生です。
 国内では昭和末期から平成初期にかけての数年間、バブル経済が絶頂期を迎え、平成4年に破たんしました。その後「失われた10年」を経て日本経済は今尚活力を取り戻せないまま格差社会等の歪みにもがいています。その意味で平成時代とは昭和の経済成長期の負の遺産処理に追われた時代ともいえます。
【高齢化と人口減少の社会に】
 他方で日本の高齢化と人口減少が加速化した時代でした。高齢化率は平成2年から平成28年にかけて15%も加速化し、平成19年には21%を超えて超高齢社会に突入しました。また平成27年の国勢調査で初めて人口減少が明らかになり、今後の加速化が必至です。
【地区の現状】
 地区社協は、平成7年に開発後10年余りのベッドタウンの地域福祉を担う組織として誕生しました。20年余りを経てファミリー中心の人口拡大の街は人口減少の超高齢社会に様変わりしました。
【成熟・共生社会の舵取り】
 こうして振り返ると平成から次の時代に向けて「成長社会から成熟社会への転換」という節目を迎えていると思います。
 人口減少の超高齢社会を迎えて成長から成熟への枠組みの見直しとインフラ(社会基盤)の整備が必要です。
 地区社協は、福祉ネットや有償ボランティアを立ち上げ、地域での困り事支援の基盤整備を図りました。昨年は「敬老お祝い訪問」を実施し見守り活動に着手しました。また福祉ネットを通じて認知症カフェ開設の支援や認知症サポートべんり帳地区版発行を進めています。
 成熟社会では個人主義やミーイズムでなく地域ぐるみでの「共生」が欠かせません。地域包括ケアという難題に向けて成熟・共生社会の舵取りが問われています。

八上俊樹著「ハレの日 介護施設」2019年03月05日

八上俊樹著「ハレの日 介護施設」を読んだ。埼玉県下で運営されている六つの介護施設「ソレアード」を舞台としたエピソードを紹介したものだ。著者は既に1年前に同じソレアードを舞台とした「介護施設の花嫁」という著作を発刊しており、この著作はその続編である。
 今回はソレアードに集う「人」にスポットを当てた物語だという。六つの章からなる著作は個性豊かな様々な「人」が登場する。成功をおさめた優れた実業家で晩年にソレアードの顧問を務めソレアードで看取られたナオさん。ソレアードの調理部門を担当するキャリアのある二人の料理人。ソレアードのイトウ代表、代表の父親で創業者の「会長」、ソレアードの管理部門を支えた姉といったファミリーたち。ソレアードのひとつの施設の建物所有者で苦しい運営を支え続けたカネコオーナー。創業期のソレアードの施設の利用者であるウチノさん。施設の夏祭り用の手づくり神輿づくりに奮闘するエリート建築士だった利用者ガウディさんと女性スタッフのハルヤマさん等々。それぞれの人物紹介を通してソレアードの利用者に徹底して寄り添う運営の実態が浮かび上がる。
 二人の料理人は介護施設特有の味や質より栄養や安全を優先した料理の在り方に挑戦する。介護施設の制約の中でも美味しいものを楽しく食べられる料理の実現である。考えてみれば高齢の施設入居者にとって食事はかけがえのない楽しみである。そのことにこだわってこそのプロの料理人なのだろう。
 古参の利用者ウチノさんが言う。「今までここじゃない施設にいた時は毎日死にたい死にたいと思っていました。今は、ここで死にたいと思っています」。以前の拘束・固定生活の施設から過ごしたいように過ごせる自由なソレアードに移った実感だった。そして希望通りウチノさんは皆と一緒のおやつの時間に眠るように最後を迎えた。
 2冊のソレアード物語を読んで、介護施設の望ましい在り方を学んだ。我が家での安らかな最後が究極の願いではあるが、介護施設での晩年も避けがたいことも想定のひとつである。介護施設選びの示唆に富んだ著作である。

地区社協と育成センター運営委員会2019年03月06日

 地区社協の取組み課題には子育て支援も含まれる。従来は乳幼児とその保護者を対象に月一回の子育てサロンを運営してきた。ところが子育ては乳幼児だけでなくそれ以降も続く。とりわけ保育園・幼稚園を卒業し、小学校入学時には「小1」の壁が立ちはだかる。学童の放課後の居場所問題である。それをカバーする社会的制度が学童保育(西宮市では「育成センター」という)である。
 地区社協は役員を育成センター運営委員に派遣する形で関わってきた。しかしこれまでは単に派遣するだけで実際の育成センター運営については関わることはなかった。派遣の運営委員から報告を聞く場もなく地区社協の会議で育成センターの課題が検討されることもなかった。
 地区社協は、4月総会を控えて現在来期方針を検討中である。子育ての枠を広げて学童保育にも目を向けたいと思う。そのためまず足元の育成センターの状況把握に着手したい。地区社協代表者として派遣の運営委員との情報交換に努め、年6回の運営委員会の報告を聞き取ることから始めたい。

山口ふくしフォーラムのバージョンアップ2019年03月07日

 昨年初めて開催された「山口ふくしフォーラム」が今年も山口ホールで開催された。昨年は西宮市と西宮市社協が主催し山口と北六甲台の両地区社協が共催する形だったが、今年は地区社協が主催し、西宮市と西宮市社協が後援に回り、山口地区民生委員児童委員協議会が協力という構成になった。ただ実質的には昨年同様に市社協、とりわけ北部地区の生活支援コーディネーターに企画運営の実務の多くを担ってもらった。
 初めての開催にも関わらず昨年は105名と予想外の参加者が会場を埋めた。そして今年は昨年を大幅に上回る190名もの参加者だった。準備した資料が不足し、駐車場に入りきれずやむなく参加を断念された方もあるという事態まで発生した。
 溢れかえる会場で1時半からフォーラムが始まった。第1部の地域活動発表がスクリーンでのプレゼン形式で行われた。旧地区の老人会のいきいき体操、新興住宅地の自治会&民生・児童委員のふれあい喫茶が報告された。更に市社協の地区コーディネーターから地域の様々な活動事例が報告された。絆まつり、ケアニン上映会、障がい者支援のたけのこクラブのアルキナーレ参加、認知症カフェ・にこにこ丸山カフェオープンなどである。合間にそれぞれの当事者がマイクを握りコメントした。報告の最後には両地区社協の会長から活動報告を行った。
 小休憩を挟んでコーヒーを飲みながら知的障がい疑似体験が行われた。活動報告だけで予定時間を大幅に超過していたためテーブルごとの懇談会は中止となった。
 最後に主催者代表のひとりとして次のような締めくくりの挨拶をした。2回目のフォーラムは二つの点でバージョンアップした。ひとつは参加人数が昨年を大幅に上回り地域フォーラムとしてのニーズと定着を裏付けた。要因のひとつに地区民児協の協力で大勢の民生児童委員と協力員の参加があったことがある。今後の地域福祉活動が民生委員との連携のもとで一層強化されることと思う。二つ目は活動事例の多様さと広がりという点でのレベルアップだ。事例紹介を通じて山口地区全体の相互の繋がりを期待したい。
 大盛況のうちに第2回山口ふくしフォーラムが予定時間を15分オーバーして3時45分に幕を閉じた。

明日の日曜はテレビ釘づけ!2019年03月09日

 明日の日曜のテレビの番組表を何気なくみていて驚いた。なんと丸一日テレビに釘づけになりそうだ。好きなスポーツ番組が目白押しだ。
 朝9時から12時前まで名古屋ウイメンズマラソンがある。12時から3時まではびわ湖毎日マラソンがある。更に3時半から5時前までは女子ゴルフの開幕戦・ダイキンオーキッドレディスゴルフがある。大相撲の初日でもある。貴景勝の大関取りがかかる場所で5時過ぎからは目が離せない。
 エライコッチャ!どうしよう。(勝手に観たらええがな!)

名古屋ウィメンズマラソン2019とMGC2019年03月10日

 名古屋ウィメンズマラソン2019をたっぷり楽しんだ。スタートからペースメーカーが引っ張る30Kmまでは想定タイムを上回るハイペースで展開した。30Km地点では9人の先頭集団に岩出、福士、上原の3人が後方ながら辛うじてくらいついていた。
 ペースメーカーが離脱した直後に集団は地力の違いを見せつけるかのようにばらける。2人のケニア勢が一気に抜け出し3人の日本勢は後塵を拝する展開となりその形勢は拡大する一方だった。優勝争いや3位入賞の可能性がほぼ消えて通常ならここで興味は半減する。
 ところがこのレースは東京五輪代表選考レースのグランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を懸けた最終戦でもある。現在女子選手はわずか9名しか出場権を獲得していない。このレースで何人が獲得できるかという興味が残されていた。勝負だけでなく出場権をクリアできるタイムが興味をつないでいる。事実30kmまでのハイペースが予想以上のMGC出場権獲得者が期待できた。
 このレースのもうひとつの興味は、個性派ランナーの福士加代子の復活なるかということだった。1月の大阪国際女子マラソンで転倒し途中棄権した彼女がそのわずか41日後に再挑戦した。結果は日本人2位でMGC基準の2時間27分を大きく上回る2時間24分9秒で見事にMGC出場権を獲得した。
 更に福士を含めて新たに5人がMGC出場権を獲得したこともこのレースの大きな収穫だった。

びわ湖毎日マラソンのもうひとつの楽しみ2019年03月11日

 昨日、午前中の名古屋ウィメンズマラソンに続いて、午後はびわ湖毎日マラソンの中継を楽しんだ。
 30Kmまではペースメーカーが巧みにレースをつくり、順調な記録が期待できるレース展開だった。そして予想通りペースメーカーが離脱した途端レースが動いた。一気に外国勢がペースを上げ日本勢は山本憲二がただ一人40Km手前まで先頭集団にくらいつき、日本人トップの7位でゴールした。記録的には山本浩之、河合代二の二人が2時間11分を切ってMGCの出場権を獲得した。
 個人的にはびわ湖毎日マラソンはレース展開以外にもうひとつの楽しみがあった。娘夫婦の住まいがコースに隣接しているのだ。しかも転居したことで膳所と唐橋という二つの地区がコースに隣接していた。花ちゃんのいる娘宅を何度も訪ね、転居後の瀬田では唐橋周辺をよく散策した。その瀬田の唐橋付近はびわ湖毎日マラソンのコース設定上4往復もする。次々に映し出される親しみのある風景がマラソン中継の楽しみを倍加してくれた。