名古屋ウィメンズマラソン2019とMGC2019年03月10日

 名古屋ウィメンズマラソン2019をたっぷり楽しんだ。スタートからペースメーカーが引っ張る30Kmまでは想定タイムを上回るハイペースで展開した。30Km地点では9人の先頭集団に岩出、福士、上原の3人が後方ながら辛うじてくらいついていた。
 ペースメーカーが離脱した直後に集団は地力の違いを見せつけるかのようにばらける。2人のケニア勢が一気に抜け出し3人の日本勢は後塵を拝する展開となりその形勢は拡大する一方だった。優勝争いや3位入賞の可能性がほぼ消えて通常ならここで興味は半減する。
 ところがこのレースは東京五輪代表選考レースのグランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を懸けた最終戦でもある。現在女子選手はわずか9名しか出場権を獲得していない。このレースで何人が獲得できるかという興味が残されていた。勝負だけでなく出場権をクリアできるタイムが興味をつないでいる。事実30kmまでのハイペースが予想以上のMGC出場権獲得者が期待できた。
 このレースのもうひとつの興味は、個性派ランナーの福士加代子の復活なるかということだった。1月の大阪国際女子マラソンで転倒し途中棄権した彼女がそのわずか41日後に再挑戦した。結果は日本人2位でMGC基準の2時間27分を大きく上回る2時間24分9秒で見事にMGC出場権を獲得した。
 更に福士を含めて新たに5人がMGC出場権を獲得したこともこのレースの大きな収穫だった。