野菜スープ!家内の健康志向の産物2019年04月03日

 家内は永年続けていたパート勤めを卒業し、専業主婦に戻った。ご近所さんとのお買物やおしゃべりに拍車がかかる。おしゃべりの話題にはしばしば様々な健康問題が登場するようだ。かねてから健康には目がない。”ためしてガッテン”はじめテレビの健康・医療のバラエティ番組は欠かさず観ている。 
 最近嵌まっているのはご近所さん情報の「野菜スープ」である。もらったレシピのコピーを片手に日々スープづくりに励んでいる。タマネギ、ニンジン、キャベツ、大根、ブロッコリーなどの野菜をミキサーでブレンドしてポタージュ状にしたものをレンジで温めて出来上がり。
 当然ながら自分ひとりで飲むわけではない。亭主の健康を何よりも気遣っている?家内は、私にも同じものを飲むよう厳命する。古希を越えた身には「健康」こそは何物にも代え難いという大義に逆らえるわけはない。かくして毎朝食後に黄土色の不気味な流動物を飲む羽目になった。スープと一緒に健康に良いと信じているクルミやアーモンドが添えられ、お口直しのリンゴやバナナもついてくる。サブメニューはともかくスープばかりは如何ともしがたいまずさである。
 レシピの表紙には「がん予防には野菜スープが一番!」という文字が踊っている。家内の善意を信じて今日も耐え難いスープを飲み干した。