オヤジ会で子ども会再生が話題に2019年04月30日

 48回目のちょい呑みオヤジ会があり、久々に二ケタ11人の参加があった。ボランティアグループのオヤジ会であり、地域活動の話題に花が咲いた。
 発行されたばかりの認知症サポートべんり帳地区版を紹介した。オヤジ会会場のカフェも地区版掲載店舗である。お披露目会にも来てもらった店主にも感想アンケートを寄せてもらった。これまでのカフェでの認知症の人との関わり方が記されていた。いい機会だったのでオヤジ会でも店主にその経過を語ってもらった。早朝7時頃から開店しているこのカフェには高齢者のなじみ客の来店が多い。お互いの消息を確認し合ったり同世代の知人たちの情報が行きかう場でもある。認知症に限らず街角の見守り活動の貴重なステーションの役割を担ってもらっている。
 住宅街の子ども会の解散についても話題にした。つどい場”あん”で聞いた福岡県福津市の子ども会の新たなスタイルでの再生の情報を提供した。我が町でもかつて子ども会のクリスマス会にオヤジ会有志10人がお手伝いした。それだけに子ども会への関心も強い。保護者が役員として運営する子ども会では役員のなり手がなく限界がある。福津市の子ども会は小学生から大学生までの子供たちが運営する子どもクラブような組織への脱皮で成功したという。有志の大人たちは見守りサポーターとして応援する。この新たな試みはオヤジたちの興味を引いたようだ。
 高齢化と人口減少で地域のコミュニティ機能の低下が危惧される。オヤジ会がリタイヤオヤジたちの経験豊富で多彩なスキルを活かせる機能に繋がればと思う。