おしゃべり花ちゃん2019年05月01日

 ゴールデンウィークで花ちゃん一家が帰省した。直後の二日間ほどは地域活動が相次いだじいちゃんを残して花ちゃんたちは遊園地に出かけた。じいちゃんは遊園地で楽しむ花ちゃんのようすを写真で楽しむばかりだった。
 三日目の午後、ようやく花ちゃんと二人で家の周りをお散歩した。一筋奥の通りにやってきた時だ。あるおうちの前に救急車が止まっていた。それを見た花ちゃんが思い出したように保育園の避難訓練の話しをしてくれた。「地震の時にはね~、三角帽をかぶって避難するの。机の下にダンゴムシみたいに丸くなって隠れるんやで~」。かと思えばこんな話もしてくれる。「キョオウシロウ君はね、花ちゃんのこと好きなんやて」。思わず「花ちゃんもキョウシロウ君のことを好きなんか?」と尋ねてみる。「う~ん、分からん」。
 この時期の幼児の言葉を覚える能力に驚かされる。「避難」も「訓練」も意味は分かっていない。保育園で体験した時に交わされた言葉を記憶し、何かの拍子に思い出して口にする。三歳の孫娘は覚えたばかりの言葉をいっぱい口にしてとめどなくおしゃべりをしてじいちゃんを楽しませてくれる。

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