病児保育2019年05月10日

 先月のつどい場”あん”での懇談で「病児保育」が話題になった。初めて聞く言葉だったが、懇談を通して身近で切実なテーマだと知った。
 共働きの娘が孫娘の急な発熱に出勤を断念したり、職場を早退して保育園に迎えに行くという事例を耳にしていた。聞けば保育園は37.5度以上の発熱がある場合は、保育を断られるという。娘からのSOSで急遽家内と一緒に娘宅に駆けつけたこともある。
 病児保育とは「親が就労している場合で、保育所に通っている子どもが病気になったとき、親に変わって病気の子どもを一時的に預かって世話をする」ことである。各自治体でも病児保育の事業を委託等で実施しているようだ。
 ちなみに西宮市でも社会福祉法人又は医療法人に運営委託して次のような比較的低価格で預けやすい病児保育を実施している。対象は生後6か月から小学校6年生までの児童。入院を必要としない病気・けがであること。費用は西宮市内に居住している場合、又は西宮市内の保育所・幼稚園・小学校等に在籍している場合は1日2千円。利用時間
は、月曜日~金曜日は8時~18時、土曜日8時~13時、日曜祝日休み。
 こんな病児保育が利用できれば乳幼児を抱えた母子家庭や共働き世帯にはありがたいことだろう。ところが実施施設は全市で5カ所と極めて少なく、地元山口にはない。北部地区には名塩に一カ所あるだけである。
 今年から地区社協でも子育て支援を重視する方針を確認した。山口地区での開設の可能性について模索したい。

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