スマートスピーカー2019年05月22日

 先日、花ちゃん宅を訪問した時のことだ。父ちゃんが見慣れぬ扁平の球体に向って声を掛けた。「オッケー!グーグル。今日の天気は?」。すると球体からすかさず音声が返った。「今日の大津市の天気は晴れです」。そばにいた花ちゃんも面白がって「オッケーグーグル・・・」とやりだした。言葉さえしゃべれれば誰でもできるようだ。スマートスピーカー(AIスピーカー)なるものとの初めての遭遇だった。
 心身の衰え始めたひとり住まいのお年寄りには便利でありがたいツールになるのではないかと興味を持った。帰宅後、スマートスピーカーをネット検索して情報を得た。
 スマートスピーカーは、スピーカーに内蔵されているAI(人工知能)に話しかけることによって、 自分の欲しい情報を提供してくれたり、音楽や動画を再生してくれる。 音声だけで、スマートスピーカーに対応しているテレビ・照明・家電等の操作が可能というものだ。但し、 Wifiなどのネットワーク環境が必要だ。価格も3千円前後から2万円ほどまで、機能の違いによって幅広い。
 環境設定、操作中のトラブル対応等、ひとり住まいの高齢者が気軽に利用するにはまだハードルが高そうだが、日々進化が想定される。今後とも注目したい。