散歩道の小さな命2019年07月03日

 有馬川沿いの早朝散策の楽しみは季節と自然を満喫できることだ。今朝の散歩道では小さな二つの命を目にした。
 有馬川の土手道を愛宕橋から名来橋に向っていた。草の葉っぱの裏側に白い綿のようなものが張り付いていた。カマキリの卵のようにも思えたが少し違うようだ。
 住宅街の麓を流れる有馬川沿いの草むらでは全長1cmほどの濃紺の名も知らぬ小さな虫が茎にとりついていた。懸命に茎にとりついた後ろ姿に健気さといじらしさが伝わった。
 何気ないなんでもない風景が目にとまる自身の姿を見つめた。