真夏の散歩道の風景2019年07月26日

 早朝5時半頃の散歩道である。有馬川の堰を流れ落ちる水面を4羽の鴨たちがたむろしていた。しきりに水面に首を突っ込んでいる。その何気ない風景にも理由があるのではないかと思った。堰を流れ落ちる水流のすぐそばである。おそらく鴨たちの餌となる生き物たちが集まる場所なのだろう。場合によっては早朝のその時間だからこそ餌も捕獲しやすいのかもしれない。
 川岸の草むらに今まで気づかなかった鮮やかなピンクの花が目に入った。野生の朝顔だった。幾つもの朝顔が群生していた。真夏の熱気が忍び寄る中でのその涼し気な風情に癒された。