老後の我が家の家計管理2019年09月02日

 40歳の頃から独自の試算表を作成して定期的に我が家の資産を点検してきた。それまで全ての家計を家内に委ねていたが、38歳の時に持ち家を購入し住宅ローンの負担が過大になったことから資産と負債の実態の把握に迫られた。家内の節約志向もあって日々の家計は任せられたが、こうした全体像の把握は不得手でありその知識やスキルもない。
 預貯金、保険、株式等の流動資産に自宅の土地建物の不動産を加えた「資産」から住宅ローン残高の「負債」を差引き試算して我が家の資産の実態を把握した。資産収支は年々改善し、52歳で住宅ローンを完済して以降は、ゆとり資金を老後の積立にストックできるようになった。
 63歳のリタイヤ後は「老後の生活設計試算表」をエクセルで独自に作成し、定期的に年間の家計収支を点検してきた。平均寿命から夫婦の余命を算出し、これをもとに試算した余生の生計費総額を算出し更に住宅リフォーム、旅行、車関係費、病気介護等の特別支出を加算して老後の必要生計費を算出する。一方で現在の預貯金や保険・共済の受領額、公的年金受給額等の調達資金の見込額を算出する。前者と後者の収支の差異がプラスであれば老後生活はひとまず安泰である。年金以外の収入が途絶えた後もプラス幅は維持しておりひとまず安堵できる状況にある。もっとも今後の年金額の縮小等の変動も予想され予断は許されない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック