蔵書の棚卸し2019年09月27日

 終活のテーマのひとつに蔵書の処理がある。これがまた厄介でなかなか踏ん切りがつかない。いつまでも先送りできないので一歩踏み出した。まずは蔵書の実態把握である。
 我が家には3台の書架がある。2階廊下のスライド書棚、書架、1階リビングのライティングビューローの上置き書架である。1時間ばかりそれぞれに納まった書籍を大まかな分類ごとに棚卸した。以下はその結果である。
 蔵書の総冊数はざっと1100冊だった。圧倒的に文庫本が多く、930冊(83%)で、残りが単行本、新書等である。文庫本の内、時代・歴史小説が420冊で著者別には、司馬遼太郎85冊、藤沢周平71冊がずば抜けて多く、山本周五郎29冊、北方謙三28冊と続く。推理小説では清水一行57冊、森村誠一47冊、松本清張32冊がベスト3である。海外小説はジェフリー・アーチャー17冊、ロバート・ラドラム13冊、フレデリック・フォーサイス11冊と続く。ノンフィクションでは塩野七生54冊が圧倒的だ。実用書では長尾和宏氏の医学書11冊が目立っている。著者別のベスト5は①司馬遼太郎②藤沢周平③清水一行④塩野七生⑤森村誠一という順になる。
 棚卸しという蔵書の断捨離の一歩を着手した。次の手はもう読むことのない不要な蔵書の仕訳と処分ということになる。