認知症カフェの今後と地区社協の関わり2019年10月25日

 認知症カフェ・にこにこ丸山カフェに参加した。雨天とあって一般参加者は12名と少なめだったが、10回目を数え定着してきている。ボランティアスタッフ中心に役割分担が軌道に乗り運営も安定している。会場正面の白板にはスタッフたちが作成した参加者の寄せ書きや写真を掲載した模造紙の展示があった。女性ならではのきめ細かで思いを込めた演出である。
 代表、2名の副代表、会計が選任され組織的にも固まってきた。会計から相談を受けた。「カフェの1回当たりの収支がマイナス傾向にある。当面は市社協からの立上げ資金の助成で賄えるが長期的には新たな財源手当てが必要になる。地区社協からの助成金は検討可能だろうか」といった内容だった。
 丸山カフェはあんしん窓口と地域内特養4施設の専門職をサポーターにボランティアスタッフ10数名で運営されている。立上げに当たって市社協や地域の二つの地区社協も支援したが、カフェ運営そのものについては直接的な関わはない。とはいえ地域の認知症支援活動への組織的な関わりは十分検討に値する。財源支援の在り方も含めて地区社協としての検討課題である。その旨答えた。