認知症専門医の福祉講座「認知症とは何か?」2019年11月15日

 地区社協の今年度2回目の福祉講座が開催された。今回は「認知症とは何か?」をテーマに福祉ネットのオブザーバーでもある有馬病院の認知症専門医・谷口医師を講師にお招きした。
 1回目の福祉講座の一般参加の受講者が10人未満と少なかったことから、今回の受講者数も懸念していた。そのため私の携帯に登録されている知人、友人の多くにショートメールで案内した。蓋を開けてみると41名もの受講者があり、用意していた資料が不足するという嬉しい誤算だった。内、社協関係者は11名で30名もの一般受講者だった。私の、メール案内による受講者も13名を数えた。また福祉講座に初めて受講された方も多かった。それだけ認知症についての関心が高く、聞く機会の少ない専門医の講演の魅力もあったのだろう。
 まだ40代と若い谷口講師のパワーポイントシート55枚に及ぶ資料による丁寧で分かりやすいプレゼンだった。「高齢化と認知症」「認知症の症状」「認知症の治療と介護」「病院の役割と有馬病院の可能な対応」等を70分ほどお話し頂いた。とりわけ「認知症の治療と介護」は自らの臨床体験に即した説得力のある内容だった。日頃、患者さんや介護家族に話されるのと同じような内容を同じような口調で話されたように思えた。
 予想外の受講者で大盛況の福祉講座が定刻の3時半に終了した。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック