アルキナーレ2019の最長コースの順調なガイド2019年11月17日

 今年も西宮山口アルキナーレがやってきた。いつも通り地区社協の仲間三人で最長コース8kmのコースガイドを担当した。毎回最長コースには200人ほどの参加者があり、全体ガイドは困難な状況だった。今回は事前の打合せ会で最長コースはAとBにグループ分けすることになった。
 9時過ぎから参加者が徐々に到着し、山口ホールでグループ別に椅子席に分かれてスタンバイしてもらった。定刻の9時20分にAグループ約70人で出発した。Bグループは10分遅れでの出発予定である。
 毎回、定番の丸山登り以外はテーマに沿ってコース見直しがある。今回は前半は旧国鉄有馬線の線路道を歩く設定である。有馬川緑道から高田上谷病院を抜けて有馬方面に旧線路道を歩く。途中、有馬線にまつわる幾つかのエピソードをガイド。行き止まりの登り尾公園で折り返し途中から金仙寺方面に向かう。金仙寺橋手前で北に折れ金仙寺観音堂前を抜けて丸山麓のルートを辿って丸山稲荷神社本社に到着。本社境内で下山口の皆さん接待の生姜湯を戴きながら小休憩。休憩中に丸山、本社、奥社の話題をガイドする。
 本社横を抜けて丸山の北側中腹の山道のコースに入る。全コース中最も歩きにくい難所である。最後の坂道をようやく踏破し浄水場前に到着したところで思わぬ事態に遭遇した。浄水場が管理する可動式フェンスが閉鎖したままである。片側のポールとフェンスの端にチェーンがかかりシリンダー錠で施錠されている。すぐに本部に連絡し錠の解除番号を聞いてようやくフェンスを開ける。
 浄水場前を北に下り大鳥居下の小道を南に進む。丸山ダムの裏側からダムに抜ける今回初めてのコースである。平坦な道を進んだ先に難所が待っていた。巨大なダムの下からてっぺんまで抜けるコースは段差の高い険しい階段が延々と続く。丸山ダムで小休憩し、再び金仙寺観音前に到着。トイレ休憩の後、最後の難所の丸山南参道往復コースが待っている。丸山山頂で稲荷神社奥社の参拝後、スタンプをもらって下山。
 工事中の樋ノ谷歩道橋を迂回していつものコースに合流。住宅街の遊歩道を西に向い郷土資料館経由でゴールに到着。
 予定より20分ほど早いハイクだった。途中Bグループからの合流組もあり100人ほどの参加者になったようだが、それでも途中小休止を入れながら隊列のまとまりは維持できた。グーループ分けが奏功して例年以上に順調な健脚コースのガイドを無事終了した。帰宅後の歩数計は2万歩を越えていた。