大腸内視鏡検査のバトル2019年11月18日

 大腸内視鏡検査の日がやってきた。前日の食事制限の苦痛に耐えて今朝の絶食後、家内に送られて8時15分にかかりつけ病院に着いた。窓口に予約票、同意書、診察券を提出し案内を待った。
 9時に4人の名前が呼ばれレクチャー室で看護師から検査説明がある。同じ検査を受ける4人の1人は偶然にも40代の知人男性だった。ただ彼は下剤服用の途中で気分が悪くなり検査延期となった。検査前に大腸をガラガラにするため検査前に2リットルもの下剤液を6回に分けて飲まされる。排泄した用便が透明になったことを看護師が確認してようやく検査に進む。
 幸いにも3回1リットルを消化した段階で透明になり一番乗りでパスした。11時15分に看護師さんに呼ばれて手術用の着衣に着替えて点滴が始まった。点滴が半分ぐらいの時に検査室に入り検査用ベッドに横向きで横たわる。目の前には30インチほどのモニターが設置されている。
 12時前に若い男性医師がやってきて検査が始まった。ファイバースコープが大腸内をさまよっている。その様子が目の前のモニターに生々しく映し出される。画像自体は苦にならないがお腹の中を這い回るスコープの動きは何とも苦痛だ。医師が画像を説明しながら突起状のポリープをスコープ内に装着された針金の輪っかで根元から切除する。結局6個のポリープを切除し病理検査に回されることになった。それでも5mm以上の大きなものだけでありそれ以下のものは様子をみることにしたので今後も定期の検査を怠りなくとのこと。
 30分ほどの検査を終え処置室のベッドで点滴が終わるまで横たわる。40分ほどかかった点滴を辛抱してようやく検査終了。看護師さんから1週間はアルコール禁止等の諸注意を受ける。10日後に病理検査の結果をもとに診察がある。着替えを済ませ家内に迎え依頼の連絡携帯。1時45分頃に会計を済ませ家内と合流し帰宅した。
 二日間に渡る大腸内視鏡検査のバトルを終えた。