孫離れの入口2019年12月31日

 花ちゃんが年末帰省して4日目を迎える。4歳ともなれば自由奔放に過ごしている。時にじいちゃんの相手をしてくれるものの、好きな遊びに夢中である。目下のところはシンデレラ城のままごとやぬり絵、お絵描きがお気に入りだ。
 お向かいの5歳のお兄ちゃんと3歳の妹のお孫さんたちも帰省している。両家を挟んだ路上で遊び声が聞こえると飛んで出る。一緒に路上を駆け回り、そのたびに保護者たちが慌てて後を追いかける。
 ある時、近所の帰省中の6歳のお姉ちゃんと遭遇したようだ。シンデレラ城で一緒に遊ぼうと話ができた。我が家のリビングにやってきた二人は早速遊び始めた。シンデレラや王子様役をそれぞれで演じながらとめどなくおしゃべりを続けている。6歳のお姉ちゃんも花ちゃん同様に保育園育ちである。最強コンビのおしゃべりは留まることがない。保育園でのお友だちとの過ごしぶりを垣間見た気がした。
 花ちゃんが自分を創りつつある。その成長に応じてじいちゃんとの距離は徐々に広がってくる。一緒に遊ぶことから成長を見守ることにシフトしていく。今回の帰省を通じて孫離れの入口を想った。