2020年、わが家の元旦風景2020年01月01日

 2020年の元旦を迎えた。花ちゃん一家に29日に帰省した息子夫婦を加えて総勢7人の賑やかな元旦である。一番遅い花ちゃんが起きてくるのを待って新年最初の食卓を囲んだ。お雑煮とお取り寄せの三段重のおせちである。色とりどりのおせち料理の品々に興味津々の花ちゃんのおしゃべりに花が咲く。
 9時過ぎに息子の嫁が実家に向い、9時半には花ちゃん一家が父ちゃんの実家に向かった。あっというまに我が家は息子と老夫婦の静かなたたずまいに戻った。
 10時半からは家内と一緒に丸山に初詣でに出かけた。176号線側の北参道を登り11時15分頃には山頂の奥社に到着。参拝と記帳を済ませて本社に向かう西側参道を降りた。参拝の後帰ろうとしたら知人の稲荷本社世話人さんからお神酒を呑むよう声を掛けられた。当番の知人と雑談しながらお酒を頂いた。
 公智神社に向かった。元旦12時過ぎの拝殿前には行列ができている。三度目の参拝を終えて自宅に向った。帰宅後は年々少なくなる年賀状を整理した。花ちゃんのいないいつもの静謐な我が家が待っていた。

夫婦で有馬迄歩いた2020年01月02日

 昨日に続いて正月二日目も家内と一緒に遠出の散歩をした。なんと行先は有馬温泉である。
 私同様、家内も最近はご近所の奥さん4人と朝食後1時間ばかりのウォーキングが日課になっている。ところが年末年始はどこの主婦も子どもたちの帰省でそれどころではない。我が家は元旦朝の子どもたちのUターンでゆとりができた。そこで亭主同伴のウォーキングをリクエストされたという次第である。
 9時半頃に自宅を出てひたすら南に向かった。有馬温泉到着は11時50分頃で所用時間約1時間15分、約9千歩の道のりだった。帰路はバスで帰ろうと時刻表を確かめると12時発の下山口経由のJR名塩駅行きがある。カリントウ饅頭、酒饅頭、ソフトクリームを味わいながら約1時間の温泉街の散策を楽しんだ。
 1時間後にバスに乗車し、12時半頃に帰宅した。3時間ばかりの家内との久々の水入らずの半日を過ごした。

自叙伝編集の追い込み2020年01月03日

 年末年始の地域活動のない長い休暇の空時間の多くを自叙伝(内容の性格上、自分史でなく自叙伝とした)編集に費やしている。原稿自体はワードでほぼできあがっている。追加の記事や補足や校正等の編集にかかり、これもほぼ完了した。原稿用紙千枚にも及ぶ膨大な分量である。
 この著作は、自分で全ての編集作業をやるつもりだ。編集済みの最終原稿をPDFに転換し印刷業者にはPDF原稿を渡すだけにするつもりだ。そのため編集ソフト「パーソナル編集長」にワード原稿を落とし込む必要がある。いよいよこの作業にかかった。
 まず本のスタイルを決めねばならない。教科書サイズのA5にするか単行本サイズのB6にするか迷ったが、分量の多さと多くの紙面サイズがA系統であることからA5に決めた。「複数ページ中綴じ4頁単位」を選択し、「用紙サイズ設定」ではA4横置き縦書き(仕上がりサイズ:A5縦)を設定。「本文枠」では段組み1段、基本フォントMS明朝、文字サイズ10ポイント、桁数25行、桁文字数43字を設定。ページ番号枠で左右両端のページ番号を設定して設定完了。
 いよいよ編集ソフトにワード原稿を落としむことになる。膨大な原稿を時間をかけてスキャンコピーする。これをソフトの先頭頁にペーストする。なんとあっという間にソフトに約350頁分がコピーされた。さすがに文字の大きさは一律10ポイントである。大見出し、中見出し、小見出し毎にフォント修正が必要だ。またPDF出稿なので写真等も経費をかけずにふんだんに挿入可能だ。表紙、裏表紙のデザインとともにこうした作業が残されている。いよいよ自叙伝編集の追い込みである。

NHKスペシャル再放送「彼女は安楽死を選んだ」2020年01月04日

 NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」の再放送を観た。6月2日に放映された後、ネット上でも様々な意見が飛び交った番組である。ぜひ観ておきたいと思っていた。

 体の機能が失われる神経難病・多系統萎縮症と診断された51歳の女性。歩行や会話が困難となり、やがて胃瘻と人工呼吸器が必要になると宣告された彼女は、「私が私であるうちに死にたい」「自分で死ぬことを選ぶことは自分でどう生きるか選ぶことと同じくらい大切なこと」と考え、最終的にスイスでの安楽死を選択する。

 この番組に対し、日本尊厳死協会副理事長の長尾和宏医師は、この
番組を「NHKの安楽死を美化する視聴率狙いの姿勢」として厳しく批判する。尊厳死という選択肢の大切さを訴え、安楽死との本質的な違いを念頭においた主張である。
 ネット上では次のようなコメントがあった。「51歳の女性の選択の根底に、何もできなくなる自分は生きている意味があるのかという疑問があるが、どんな姿でも、命あるかぎりは生きている意味がある。何もできない人は生きていちゃダメなのか。障害者とか認知症の人たちはどうなるの?という問いかけにつながる気がする」。同感である。
 私自身は人の生死は「あるがままに」が大前提だと思う。尊厳死(平穏死)とは「あるがままの死」という選択肢である。安楽死は人為的に死の選択を医師に委ねることであり、延命治療もまた人為的な命の延命である。いずれも受け入れがたい選択肢というほかはない。

民生委員と老人会2020年01月05日

 民生委員の担当地区に丁内の福寿会(老人会)があり、数年前から入会している。とはいえ多忙な身であり、丁内福寿会の総会や新年会に参加する程度のずぼらな会員である。ただ丁内の会員はほぼ全員が民生委員の高齢者実態把握調査の対象者であり、皆さんとの交流は民生委員の活動に重なる。
 先月、担当地区の福寿会員さんから民生委員の立場で認知症トラブルの相談を受けた。その結果、今月7日の丁内福寿会の新年会で在宅療養や認知症についての基礎的なお話をすることになった。民生委員の所属老人会での初めての試みである。
 今日、その際の内容を整理してみた。次の3点の紹介をしようと思う。①市の24時間見守りサービスの案内②高齢者の困り事相談窓口・高齢者あんしん窓口・山口の紹介③認知症の基礎知識である。
 これまで民生委員として足元の老人会との直接の関わりを持たなかったが、考えてみればこれほど直接的で効果的な機会はない。今回の事例を大いに参考にし、今後の繋がり強化に活用したい。

福寿会新年会で民生委員活動の発信2020年01月07日

 民生委員の担当エリアの福寿会(老人会)の新年会があった。先月、福寿会員から民生委員に認知症トラブルの相談があった。会長、副会長と一緒に相談に応じた。その際、福寿会でも認知症問題の会員へのアナウンスが必要ということで一致した。そこで直近の1月新年会で私から簡単なアナウンスをすることになった。
 その新年会当日である。最寄りのバス停に会場の送迎バスが到着し、10時半に21人の参加者を乗せて会場の神戸市北区のしあわせの村に向かった。11時に到着し12時の宴席まで各自で入浴したり散策したりして過ごした。
 12時に昼食懇親会が始まった。冒頭の会長挨拶で、「新年会という場違いな面もあるが身近に認知症問題が迫ってきたこともあり、昼食前に民生委員さんからのアナウンスを聞いてもらいたい」旨のコメントがあった。
 事前の会長との調整で10分程度の話を念頭に、配布した資料の説明を行った。市の24時間見守りサービス事業の紹介、高齢者あんしん窓口・山口の案内、認知症の基礎知識をテーマに話しをした。民生委員に就任して12年目を迎えるが、老人会でのレクチャーは初めてである。元気なお年寄りの懇親会の性格の強い老人会ということもあり、従来そうしたニーズが少なかったと思える。ところが最近、会員の中で認知症発症者が増えてきた。それに伴うトラブルも生じている。そんな背景が今回のレクチャにつながった。
 会食を前にした参加者の反応は、新鮮さもありまずまずの手応えだった。その後、会食懇親とカラオケで14時半まで過ごしてお開きとなった。送迎バスで出発地に15時15分に到着した。

地区社協の互礼会2020年01月08日

 地区社協の今年初めての役員会があった。懸案だった年一回の社協関係者の交流と研修の開催についての確認を行ったほか今月17日の大きなイベントであるふれあい交流会の細部の打合せを行った。
 40分ほどで役員会を終え、恒例の会費千円の互礼会になった。23名の皆さんと2時間余り、てまり寿司弁当に多少の缶ビール等の飲物付の和やかな会食交流会である。
 30分ばかり歓談した後、参加者全員の自己紹介を兼ねた近況報告があった。地区社協の日常活動を支えて頂いている皆さんである。それぞれに一騎当千の個性豊かな強者たちの社協活動との関わりや日常生活の過し方を頼もしく聞いた。

話題のワークマンに立ち寄った2020年01月10日

 作業服販売のチェーンストア・ワークマンの評判が良い。オシャレで機能的で低価格なので、本来の顧客層だった工事関係者よりも最近は特に主婦層の支持が高いという。 
 我が町にも幸い自宅から徒歩15分ばかりのところにワークマンがある。地区社協のネーム入りユニフォームも女性役員の皆さんにワークマンで別注で購入してもらった。
 地区民児協の定例会の帰途、国道176号線沿いのワークマンに立ち寄った。3時前の店内には男性客ひとりとオーナーらしき中年のご夫婦の姿があった。デザイン、機能性等はよくわからなかったが、作業服の店とは思えないあ色彩の豊かさは理解できた。

久々のコープの振る舞いぜんざい2020年01月12日

 コープこうべ西宮北店の振る舞いぜんざいの日である。2年前まで2年間、コープ委員を引受けていた。その時は、接待者の一員として入口周辺で来店客に振る舞いぜんざいの声掛けをしていたものだ。
 ご近所さんたちと出かけるつもりの家内から情報を聞いて、久々にぜんざいをいただきにコープに出かけた。10時過ぎのコープ1階のイートインコーナーには大勢のお客さんでテーブルが埋まっていた。ユニフォームの赤のエプロンをつけた10人ほどのコープ員さんもかいがいしく接待している。2年経過するがまだまだ顔見知りの委員も多い。着席して待つほどにぜんざいと塩こぶとお茶のセットが運ばれた。
 コープ委員さんたちの活動ぶりを眺めながら振舞いぜんざいで寛いだ。

ルンバはどこだ!2020年01月13日

 早朝5時前に目覚めて2階の寝室からリビングに降りた。なんとなくいつもの景色と違うような気がした。コーナーにある筈のルンバの姿がない。空の充電ターミナルが寂しげに佇んでいた。
 ほっておけば家内に嫌味を言われそうだ。リビングを探すと、アッタ、アッタ。台所の冷蔵庫と食器棚の間のすき間にマットを巻き込んでギブアップしていた。取っ手を掴んで所定のターミナルに戻した。
 ソニーの犬型ロボット”アイボ”を犬小屋に連れ戻したような気分だった。