障害者の移動手段と交流拠点2020年02月02日

 毎年1月に市社協主催で山口地域の障害者支援の懇談会が開催される。今年も山口公民館で20数人の参加者が集まって懇談した。山口、北六甲台の地区社協とボランティアセンター、山口地区民生委員、障害者家族会、障害者支援事業当事者、障害者施設職員、障害者支援センターと市社協職員等の皆さんである。
 最初に、北六甲台地区社協の障害者サロンの紹介と、障害者家族会の概要説明のプレゼンがあった。
 その後、4グループに分かれての自由懇談になった。私のグループでは、障害者の移動手段の確保が話題になった。バス利用中の乗客の無理解な言動などもあるという。山口町で取組み中のコミュニティバス運行の進捗も話題になった。私からは、コミバス等の特定の選択肢にこだわるのでなく、医療機関、介護施設、幼稚園などの送迎バスの空時間を高齢者や障害者の足にする等の多様な選択肢の模索が必要ではないかと提案した。
 グループ懇談後、各グループの報告があった。この中で、2グループが市の共生型地域交流拠点への期待が話題になったとの報告があった。障害者にとっても交流拠点が関心のある課題になっていることを知った。