イマドキの子どもはしゃがんで用を足せない?2020年07月13日

 10日ほど前に花ちゃん宅を訪問し、久々に孫娘と遊んだ。その時は花ちゃんの自転車遊びに付き合って片道15分ばかりを散歩した。着いたのは花ちゃんが父ちゃんと何度か来たことがある瀬田川沿いの公園だった。
 しばらく公園で遊んでいた花ちゃんが、突然「オシッコ!」と叫んだ。近くの公園トイレはいかにも古くて和式の便器の汚れも目についた。それを目にした花ちゃんは利用する気は毛頭ない。走りながら周りを捜して他にトイレがないと分かると「オウチに帰る」と言い出した。おもらしされては大変と、じいちゃんは公園の片隅で用を足すよう懇願するが聞き入れない。やむなく帰路についたが公園入口の真新しいトイレを見つけた。洋式トイレのきれいな便器で花ちゃんは事なきを得た。
 なぜかこの顛末が気になった。花ちゃんはなぜあれほど屋外の広場でのオシッコを嫌がったのだろう?単に恥ずかしかったのか。トイレの汚い便器が嫌だったのか。ふと思いついたのはしゃがんでオシッコするということができないのではないかということだった。
 考えてみれば花ちゃんは生まれてこの方オマルに始まって様式便器に至るまで腰かけて用を足すことしか知らない。そもそもしゃがんで用を足すということを知らないのではないか。
 その後、FaceTime中に花ちゃんに尋ねた。「花ちゃんはしゃがんでオシッコできないんか?」。じいちゃんの質問の意味が分からないのか花ちゃんからの返事は聞けなかった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック