入歯治療のコンフォート加工への方向転換2020年08月07日

 ミニインプラント治療の最終場面で歯ぐきへのボルトの埋め込みに不具合が発覚した。歯ぐきの骨へのボルトの接着が十分でなく放置すれば抜けてしまうとのこと。そこでかかりつけ医から再度新たにボルトを埋め込んで現在のものと入れ替えたいと告げられた。そんなものかいったんは承諾したが、ボルト埋め込み手術とその後一週間ばかりの激痛を訴えてその対応を依頼した。
 その後歯科クリニックで受診した際に、新たな別の入歯治療の方式を提案された。私がミニインプラント再治療に対する痛みの懸念を訴えていたことが考慮されたようだ。
 新たな提案の「クッション加工方式」は入歯に生体用シリコン加工して歯ぐきと入歯の吸着性を高めるものだ。シリコンが歯ぐきのクッションの役割をして保護し、噛んだ時の歯ぐきにかかる圧力を減らして痛みを和らげ、吸盤のような吸着力を生みだす。下あご総入歯の障がいは歯ぐきに固定していないため左右に動いて摩擦による痛みと食べかすを残しやすいことだ。そう思えばこのクッション方式は有力な選択肢である。何よりも歯ぐきに穴を開けるといった激痛を伴う処置がない。インプラント程の固定力はないかもしれないがひとまずこの治療でようすをみることにした。場合によってはミニインプラントの追加治療も可能という。ただ治療費はミニインプラントより5万円高く差額分の追加負担が必要だ。

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