高井良純氏の訃報2020年09月05日

 山口支所長から市民ミュージカル劇団「希望」代表・高井良純氏の訃報連絡が届いた。88歳の高齢ながらつい最近まで元気そうな近況を耳にしていた。急逝とも思われる訃報だった。
 2011年2月の劇団「希望」後援会設立準備から2015年4月の後援会解散に至るまでの4年間を、市民ミュージカル劇団の支援という共通項で濃い交遊を重ねた方だった。宝塚歌劇団作曲家を経て日本ミュージカル研究会・劇団JMAの主宰として多くのミュージカルを演出された著名人だった。
 高井氏のいかにも芸術家風の作品ありきのスタンスは、後援会事務局長だった私と後援会活動の在り方を巡って、しばしば意見を異にし、激論を交わすことになった。結果的に劇団希望の集大成の公演だった創作ミュージカル・有間皇子物語の公演を成功裏に終えた後、私は後援会活動から身を引くことになった。
 以来5年が経過した。この間、毎年1月の地区社協のふれあい交流会に出席頂いた高井氏と顔を合わせ挨拶を交わす程度のお付き合いだった。それでも私にとっては強烈な印象の残る交遊だったことは否定できない。訃報に接しあらためて冥福をお祈りした。

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