コロナ禍の看取りの形2020年09月06日

 早朝ウォーキングの途中でご近所の御主人と出会った。大病後、ようやく退院され自宅t療養中だったが、すっかり元気になられて今はひとりで朝の散策を楽しまれている。
 その方から施設入所中だったお母さんの訃報を聞いた。在宅時には民生委員として何度もお訪ねしたおばあちゃんだった。「95歳の大往生でしたが最後は病院で亡くなりました。ただどこの病院でお世話になるかが問題でした。コロナ禍でどこの病院も入院したら誰も見舞いに行けないんです。少人数での見舞いを受け入れてもらえる病院を何とか探して最後は家族揃って看取らせてもらえました。」
 この話を聞いて考えさせられた。コロナ禍が人生最後の場面でも家族との別れというかけがえのないシーンを奪っている。このご近所さんの場合は例外的に幸運な看取りの形だったのだろう。他方であらためて家族の絆で支えられる在宅介護の貴重さを思い知らされた。在宅介護の延長での看取りにはコロナといえども割り込めない。